一般社団法人 シーエムシー会は、全国の優秀なシロアリ防除事業者の団体です。
株式会社シーエムシー一級建築士事務所が発起人となり、
住化エンバイロメンタルサイエンス 株式会社の協力を得て、
2005年4月4日任意団体として発足し、
2016年2月9日一般社団法人 シーエムシー会として法人格を取得しました。
技術顧問の関東学院大学名誉教授中島 正夫氏の指導の下、
全国95拠点で、1,257名のメンバーが
高品質の技術レベル・サービスレベルで日々活躍しています。
居住環境の防災や安全について研究を進める宮野道雄教授らが、阪神大震災後の神戸市東灘区内の709棟の木造住宅を調べたところ、シロアリ被害を受けていた家屋のほとんどが全壊していた。
また、淡路島・北淡町では、「シロアリ被害・腐朽あり」の58棟のうち75.9%が全壊だったという。こうしたデータが示すように、シロアリの食害による木部腐食が招いた耐震性低下が家屋倒壊につながる。
宮野教授は「日ごろから自分の家をいたわる気持ちでメンテナシスをしておくことが大切です」と話す。
しかし、消費者のシロアリ防除に対する知識は「水回りへの注意」程度で、その意識も希薄だ。また一部のシロアリ防除業者の強引な商売や訪問販売に嫌な思いをした消費者も多く、業界への不信感も強い。